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アメリカの歴史の真実②

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アメリカの歴史の真実②

侵略の世界史  ~この500年、白人は世界で何をしてきたか~



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アメリカに連れてこられた奴隷達の運命

現代文明社会では、人喰いとか人狩り、人身売買は野蛮人のすることと教えられてきた。ところが文明人といわれる白人が、この500年間に行ったアフリカ黒人の奴隷狩り、奴隷貿易、奴隷売買、人家畜の行為は、国を挙げて計画的、組織的に行われたことで、人類史上からみて最も忌まわしい世紀の犯罪と断言しうる。そのことは前章でも述べたが、では新大陸に連れてこられたアフリカの奴隷たちは、どのような扱いを受けたのだろうか。

奴隷船から陸揚げされた奴隷たちは、奴隷商人に売り渡され、奴隷市場で家畜のように売りに出される。奴隷商人は、奴隷を鎖で数珠繋ぎにして町に乗り込み、目抜き通りで彼の「商品」のよさを宣伝して競売を行なう。価格は召使い用、農園労働者用など用途によって異なる。奴隷たちは衆人環視のもとで競売台に立たされ、馬を調べるように唇やまぶたをめくられ、時には裸にされて品定めをされ、有無を言わさず親子兄弟をバラバラにして売られていった。アフリカ人はどんな思いで耐えていたのだろう。

当時のアメリカ人にとって、奴隷の競売は財産作りの重要な手段であった。後の南北戦争のときの南軍の将軍たちの中には、奴隷商売で巨利を博した将軍が多かった。人身売買は、確かに人間の歴史とともに古くからある。しかし近代に入って、これほど大掛かりに組織的に、200年にわたって人間の売り買いを行ってきた国は、世界広しといえどもアメリカだけである。1860年、アフリカ人奴隷の総数は、19世紀初頭の4倍強、400万人になっていた。この急ピッチの増加は、南部の綿花生産量と軌を一にしており、奴隷の大半は綿花生産の労働者として投入されていた。そこから巨額な利益をあげた南部大農園主の豪華さは、映画『風と共に去りぬ』でお馴染だ。(中略)

奴隷たちは鞭打ちにおびえながら、一日中牛馬のように働かされた。しかし奴隷は家畜ではなく、白人と同じ人間だったから、非道な仕打ちに当然反抗した。反抗の型は三つ、第一がサボタージュ、第二が逃亡、第三が反乱、暴動だった。逃亡先は二つあった。白人の入り込めない湿地や森林に身を隠すか、奴隷制を認めない北部諸州やカナダへ逃げ込むのだ。逃亡は命がけだった。失敗し捕えられれば数百回の鞭打ち、焼印が普通。また逃げ切った奴隷の首には賞金がかけられ、生かすも殺すも捕えた者しだいというリンチも許された。

奴隷の反乱、暴動も多く、失敗して殺された奴隷も無数であった。1831年のナット・ターナーの反乱、1859年のジョン・ブラウンの武装蜂起など、歴史に名を残している事件は氷山の一角にすぎない。ジョン・ブラウンは絞首台上で「罪深いこの国の大罪業(奴隷制度)はただ流血によってのみ洗い清められることができると、私は確信する」と予言した。このことは、翌々年の1861年からの南北戦争で実証された。南北戦争では、実に70万人の血が流された。

オリンピックで黒人が活躍するもう一つの理由

リンカーン大統領による1863年1月1日の「奴隷解放宣言」で400万人の黒人奴隷は解放された。しかしそれは名目上の自由を得ただけで、実質的な人種差別は、現在まで続いているのである。1996年夏、オリンピックが米国アトランタで開催された。アトランタは南部奴隷市場中心の街、『風と共に去りぬ』の舞台、キング牧師の出身地で人口の過半が黒人という「黒人都市」である。

開会式の聖火ランナー(モハメド・アリ)も、聖歌の歌手も黒人、100メートルなど、短距離走の決勝のスタートラインに並んだ選手は、すべて黒人だった。かつて米国はアフリカから家畜として奴隷を買ってきて、南部の農園を開拓させ、それによって栄えた。より力持ち、足の速い者を選んで連れてきて、弱い奴隷は廃棄し、結婚もさせなかった。より強い奴隷を作るために、強い奴隷同士を掛け合わせるといったような、まるで家畜を品種改良するような手段を使った。黒人はもともと身体能力が高い上に、こうした「改良」によって、より強く速い者たちが生まれるのは当然であった。オリンピックにおける黒人の好成績は、こうした悲しい歴史を反映したものだともいえる。(P192~P197)

(コメント)
白人には有色人種を家畜扱いにしてきた数百年の暗黒の歴史があり、それはアメリカとて例外ではない。インディアンの抹殺計画はもちろんだが、黒人奴隷の扱いもひどかった。。焼印を押したり品種改良をしたり、さんざん非人道的な行為を続けた挙句、ようやく南北戦争で奴隷を解放したが、奴隷解放宣言後も根強く黒人差別は残り、大東亜戦争後に黒人公民権運動が起きるまで、アメリカでは人種差別は合法だった。自由と平等の国というよりは、白人の欺瞞と独りよがりの国だったのである。

インディアンの抹殺や奴隷貿易の隆盛を見れば、有色人種である日本人に無差別爆撃や原子爆弾投下を平然と行ったのは、彼らにとってはむしろ自然な行為だったと見るべきだろう。原子爆弾の投下を正当化するために南京大虐殺がでっち上げられ、相手国の首脳を戦争犯罪人として裁くという、前代未聞の出鱈目な政治ショーを行った訳である。YouTubeなどでも確認出来るが、アメリカの戦闘機が小学校や駅などを嬉々として機銃掃射する様は、当時のアメリカ白人の残虐性を垣間見るのには、十分な資料である。逃げ惑う幼い子供をわざわざ機銃で撃ち殺すなど、人種差別意識がなければとうてい出来ない蛮行である。この手の話は日本各地に残っているが、日本は現在も米軍に占領されているため、公に非難出来ないのが残念だ。

アメリカは建国の歴史自体が呪われており、彼らの正義のよりどころが、有色人種の希望の星だった大日本帝国を無差別殺戮で叩きのめしたことなのだから、とことん救われない国だ。策略を巡らして相手にわざと手を出させるのは、アメリカの御家芸であり、歴史に正当性がないので、正当性のある歴史をわざと作りたがる傾向がある。この辺りはインディアンを追い詰めて激発させる手口とあまり変わらない。戦後、日本政府に本当の歴史を主張されたり反抗されたりされては困るので、未だに軍を駐留させて抑えているのであり、一方的な経済詐取も行っている。こんな国の軍隊が、いざという時、日本のために本気で戦ってくれると信じるのは、非常に危険と言わざるを得ないだろう。

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Comment

2009.04.28 Tue 00:21  仰る通りです!


「アメリカ人は日本人より中国人により親しみを感じている」というのを聞いたことがありますが、

「そりゃそうだろうよ」と思います。
っていうか、「米中はソックリでしょう
白人と黄色人種の違いはあっても、
米・中のメンタリティーは同じです。

日本人は昔英米の事を「鬼畜米英」って言ってたけど、
それは、紛れも無い事実だと思いました。
そしてその「鬼畜米英」と『義と誠を重んじる武士道』の日本人が相容れるわけがない。まさに『水と油』です。

つくづく日本人に生まれて良かったと思いました。
そして、誇らしいご先祖様や歴史を持つ日本人で、
心底神様に感謝いたします。


2009.04.28 Tue 00:21  

鋭い考察です。
全てに賛成するわけではありませんが、考えさせられるところもあり、感心しました。

2009.04.28 Tue 01:44  ウナギ偽装:「魚秀」社長ら5人に有罪判決 神戸地裁

裁かれるべき問題は、中国産ウナギのかば焼きを「愛知県三河一色産」などと印刷した段ボール
箱に詰め替えた事ではなく、健康に害を及ぼす有害食品、中国人も食べない中国食品を騙しの
手口で販売した詐欺行為である。

【食品・グルメ・レストランの掲示板】
http://www.aixin.jp/axbbs/sgr/sgr_ind.cgi

2009.04.28 Tue 06:02  アメリカの基本は銭ゲバ

>戦後、日本政府に本当の歴史を主張されたり反抗されたりされては困るので、未だに軍を駐留させて抑えているのであり、

「原爆はまちがい」「あれは人体実験」と指摘するアメリカ人もいますし、言論の自由があるのでアメリカ人自身の価値観は恐らく多様化しているでしょう。
アメリカはゼニで動いていて、ゼニの為なら戦争も厭わないという金の亡者です。
今更歴史認識がひっくり返ったぐらいでは右往左往しないと思います。
むしろシレッと開き直って「だから何?」と言い出しそうです。(迷惑ですが)
しかし、金儲けの為に中国に接近し、日本や台湾を政治の都合によって利用している、という面は否めません。
単純に歴史認識どうこうの問題ではないと思いますが、それも完全に無いわけではないでしょう。
  • #-
  • 「人間動物園」は白人の罠
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2009.04.28 Tue 08:11  

今月初旬でしたか、両陛下のご結婚20周年記念放送がNHKでありました。新たな秘蔵映像、未公開映像が加わった再編集が先日土曜に放送されました。以前の放送は、両陛下の激務や慰霊の旅、勤労奉仕団とのやりとり、各専門分野の方達とのご進講等、真摯なお姿に感銘を受けたのと同時に、妙な着色がなく素晴らしい映像の数々でしたので今回も期待して見ました。
ところが、新しい編集には、オランダ訪問で現地の捕虜被害者や家族のデモを映し、中国とオランダでの晩餐会の時の陛下の肉声で、日本が酷い事をしたかの内容の外務省発表のコメントを流しました。最近の台湾報道や朝鮮半島報道のひどい編集だけにとどまらず、皇室利用をして、日本人に贖罪意識を植え付けるかのようなものに変貌していました。
特定宗教が与党になったら、必ず皇室に手をつけると言われてきたようですが、現実、外務省関係者が宮内庁に増え、多くの偽装履歴の故障の多い方が皇室に入り込んで16年たちます。実家がいまだ外務省関係者に権力をふるい、水関連利権と強いつながりを持ち、特定宗教との関係を何度も指摘され、公務に関してよばれるとドタキャンし、呼ばないとドタ出し、遊びだけは皆勤賞といわれ、両陛下や秋篠宮両殿下の激務を増大させる東宮が次期天皇皇后となるなど、日本崩壊の序曲です。最近のNHKの酷さだけでなく、報道も日本崩壊、自虐史観再びというものが莫大に増え、鳩山兄のような暴言を全く報道しないのも異常事態だと思います。首都圏の中国人、韓国人の多さは、コンビニ、スーパー、ユニクロなどの店員さんの多さで判断でき、JRだけでなく、首都圏鉄道の案内板のハングル中国語の氾濫は、日本侵略の中盤に入ったと危惧しています。鳩山兄発言や外国人参政権などを知らない人があまりにも多いことに愕然とします。同時に、中川昭一氏の今までの仕事っぷりを知らず、ただの酔っ払いのダメなやつという印象を持つ人があまりに多いのでショックでした。啓蒙活動は、地味にしていますが、行動力の速さと資金の多さ、マスコミの協力などで、左巻の最近の奇声の上げ方声の大きさに毎日胃が痛いです。
  • #P0/eB2wY
  • 木の葉返し
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2009.04.28 Tue 08:51  人種差別大国アメリカ!!


>1860年、アフリカ人奴隷の総数は、19世紀初頭の4倍強、400万人になっていた<

私はもっと多いと思います。
多分、4000万人以上ではないかと思っています

アフリカは文字によっての歴史が残せず
全部“口述”で残していたと聞いています。
そして『インディアン虐殺の人数』も
黒人奴隷売買の人数』も
全て“白人側による記録”でしかないと聞いています

そうなると、今の中共と同じように、
自国の都合の悪い事”は
10分の1、100分の1
矮小化してしまうのは、十分に考えられると思います


彼ら欧・米・中の歴史を知れば知るほど、納得いく事が多いです。

あの元アメリカ大統領ブッシュは、「戦前民主主義の国は、世界に2カ国しかなかった。アメリカとオーストラリアだ!日本に民主主義を持ち込んだのはアメリカだ!」とウソぶいていますが、冗談じゃない!!

『大戦後、20年以上経って、やっと黒人に参政権を与えた、世界一の人種差別大国アメリカが何をほざくか!』と言いたい。



2009.04.28 Tue 10:11  米国から見た日本の台湾統治

米国から見た日本の台湾統治~「知られざる台湾・台南市」より
http://www.youtube.com/watch?v=YG9HvrgwmaM

欧米流の「分断統治」は許せないものがあり、南京のそのつながりだと思います。
原爆を落としたのでこれを正当化したい、という思いもあるでしょう。
しかし、当然ながら自由主義社会においては、庶民レベルでは一枚岩であり得ませんね。
上の映像はアメリカで作られたものですが、NHKのJAPANデビューよりも親日的と感じます。
「日本は台湾で武力衝突を起こして犠牲者を出すなどしたが、多くの物を台湾に残しました…めでたし。」という感じに仕上がっています。
これは意外でした。
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  • 「人間動物園」は白人の罠
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2009.04.28 Tue 16:25  

すごく面白くて真剣に考えさせられました。

今後、どういうふうに自分が生きて行くか考えさせられました。

2009.04.28 Tue 20:12  

次のようなイベントをやっております。
もしよろしければご参加ください。

4.28 パール判事の日本無罪論購入イベント
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/event/1240072811/

本書は現在amazon2位です。

『パール判事の日本無罪論』(小学館文庫) 560円
http://www.amazon.co.jp/dp/4094025065

2009.04.28 Tue 21:45  

なんかもう、完全に日本は嵌められてるんだ。。。
正直者がバカを見る世の中を望んでなくても、実際はバカを見る世の中なんだね。

事実に近付けば近付くほど、奇跡の国日本だったんだなと思う。
そんな日本もいまや、壊滅状態か。。。

第二次世界大戦は、どうしても負けちゃいけない戦いだったんだね。
日本の偉大な御先祖様に対して、感謝の念が溢れ出てくるな。
御先祖様の為にも、自分はめげちゃいけないな。頑張らなきゃ。

2009.04.28 Tue 22:30  真の日本へ

4/28の今日は、サンフランシスコ講和条約が効力を生じ、第二次大戦の戦争状態から解放され日本が国際的に国家主権を取り戻した日です。
代償として極東軍事裁判を受け入れ、朝鮮と台湾の権利を放棄した日でもあります。

57年前のこの日から日本は鎖に繋がれた罪人のように謝罪を繰り返し、世界情勢を直視しない偽平和主義者が自立を阻害するまでに至ってしまいました。

長い歴史から培われていった日本精神は打ち砕かれ、その魂は根絶寸前にまで追い込まれています。

日本が失った誇りを取り戻し、真の自立を果たす日が必ず来る事を信じています

2009.04.28 Tue 23:09  

アメリカ白人は、独立戦争を聖戦のごとく自称するが、欧州の新大陸における権益を絶ち切って我が者にしただけであり、優越意識と強欲非道なメンタリティをそのまま引き継いでいる。米が新たな侵略者になってハワイもフィリピンも強奪した。
権益獲得闘争という侵略は現在も続いているし、シナという新たな侵略プレイヤーも加わって、狭くなった世界を狙っている。シナも数千年間、人民搾取虐待と裏切りと暗殺と戦乱を繰り返してきた、その道の熟練者だ。
残念ながら、人類の歴史は侵略によって動いてきた。侵略には、武士道もなければ正道もない。これに拘る日本は侵略者にはなれない。
日本は、この事実を強く認識し、米中が争うのか手を組むのかを見極め、発言を通せるだけの力を身につけて、生死を賭けて外交を展開し、可能な限りコントロールしなければ生き残れない。
日本の売国サヨクなどは、歴史の大道を知らず狭い日本で権益闘争ごっこをして自国の足を引っ張るだけのクズなので、世界史にとっても有害なのだ。
  • #-
  • Q9FC
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2009.04.28 Tue 23:46  

日下公人さんの奥様も機銃掃射に会ったお一人ですね。

アメリカという国の本性はむき出しの征服欲だと思います。それを正義と公平という言葉で隠しているので他国から偽善的と罵られるのです。

鋭い考察有難うございます。

他の方のコメントにありましたが、オランダの350年に渡る非人道的な植民地支配をたった7日間で駆逐した日本軍は何も謝罪する必要などありません。3年半の日本軍政も多少の問題はありましたが極めて人道的なものでした。インドネシア人は日本人が彼らを人間として接したことをよく覚えています。それはかの地で反日的な教育が行われても変わりません。

クリック。
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  • おれんじ
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