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日本が好きなだけなんだよ

Date : 2010年06月09日

メキシコ湾の原油流出事故で、世界的な食料危機が到来?!

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参考サイト
http://oka-jp.seesaa.net/


メキシコ湾の原油流出はこの夏にも米国の大西洋側を襲う Environment News 2010.06.03

mapatlanticoil-200.jpg

アメリカ大気研究センター( NCAR )から発表されたコンピュータ・モデリング解析によれば、メキシコ湾から流出している大量の原油は、この夏という早い時期に、大西洋側の海岸の数千マイル(1マイルは約1.6キロメートル)に沿った海へと広がっていきそうだ。

コンピュータ・シミュレーションは、流出の先端部分の海上の原油がメキシコ湾の早い海流のループ・カレントによって運ばれた場合は、数週間のうちにフロリダの大西洋側に到着するであろうことを示している。

原油が海面で厚いフィルム状となり漂うのか、あるいは海洋の上部で海水と混合して水面下を進むのかはわかっていない。

これから大西洋で何が起きるのかについての研究が進められている。

研究チームのメンバーであるドイツ・キール大学の科学者マーティン・ビズベックは、「流出した原油がヨーロッパの海岸線に到着した場合はどうなるかを尋ねられることがあるが、原油が生物学的な崩壊を伴って海中で大量に混合した場合は、汚染は有害な濃度ではなくなると仮定している。」と語る。

バクテリアの分解などの影響から、今後数週間から数ヶ月の正確な原油の流れを予測することは不可能だが、シミュレーションは可能性のあるシナリオを描いている。

4月20日から始まったメキシコ湾の原油流出は、6月3日で45日目となり、米国沿岸警備隊提督のサド・アレン氏によれば、すでに約54万~125万バレルの原油がメキシコ湾に流出している。

流出した原油の多くは、海流が比較的停滞した海域にあり、これまではルイジアナとアラバマの海岸線の近くで閉じ込められていたが、少量はメキシコ湾の海流ループ・カレントに乗って、ルイジアナやアラバマ、ミシシッピの海岸に到着した。

今回のシミュレーションは、流出した原油がループ・カレントの海流に混ざり、そのままゆっくりと流出面積を広げていく可能性のあることを示す。それは、最高で1日に100マイル(160キロメートル)、あるいは、1ヶ月につき3000マイル(4800キロメートル)の距離を移動していく。



中東のPress TV で放送されたロシア天然資源環境省の発表の内容

原油流出は「完全な破壊」をもたらす

ロシア天然資源環境省が「BP社の原油流出は、北米大陸の東半分のすべてを "完全な破壊" に導くだろう」と発表した不吉なこのレポートは、メキシコ湾で起きているBPの原油流出とガス漏れから生じる差し迫った災害を警告している。欧州の連合タイムズは、「これは人類の歴史の中で、最悪の環境の大災害と呼べる」と報じた。

ロシアの科学者たちは、BP社がメキシコ湾での原油の流出の程度を隠すために、何百万ガロンもの化学分散薬品の「 コレキシト9500 (Corexit 9500) 」を注入していると確信している。

専門家によると、 コレキシト9500は、石油より4倍有毒な溶剤だという。

この 2.61ppm のレベルの毒性を持つ溶剤が、メキシコ湾の暖水と混ざることによって、その分子が「相転移」すると科学者たちは考えている。

この転移は、液体をガス状に変える作用があり、ガス化した後には雲に吸収される場合がある。そこから、地上に「毒性を持つ雨」が放たれ、あらゆる生き物たちの生態系を滅ぼす「想像もつかないような環境の破滅的災害」を引き起こすかもしれない、とレポートにはある。


不可解な収穫物のダメージが数百エーカーを脅威にさらしている

Channel 3 News 2010.06.01 動画
http://www.wreg.com/videobeta/27c94098-39bd-4244-87e9-214c7444d43b/News/Millington-Damaged-Crops


crop_dameged.jpg


アメリカ中央南部の農場で収穫物が枯れていくという不可解な現象が進行している。木や雑草も共に枯れているが、原因がまったくわかっていない。農民たちは困り果てていて、この不可解な事件により、収穫物を失ってしまうのではないかと心配する人もいる。これはミシシッピ川沿いに近いテネシー州シェルビー郡とティプトン郡の境界の周辺の土地で起きている。

様々な植物の葉の上に斑点ができるのだが、植物の種類によって少しずつ違っている。トウモロコシでは、斑点は軸に向かって白くなるように見える。他の植物では、葉に白い小さな斑点をつけ、植物の根を破壊してしまう。

「すべてのハーブ、すべての花、すべてのプラム、そして、すべての雑草に見つかっています。すべての植物にこの症状があることは明らかです」と、有機農法を行うトニー・ホルトさんは語った。

彼女たち農民たちは、この厄介な流行にすべての作物が失われてしまうのではないかと心配している。ホルトさんの農場から10マイル(16キロ)以内にある数百エーカーの広さのあるワイルダー農場のトウモロコシ畑も被害を受けていて、この範囲にあるすべての作物にを被害に与えているようにも見える。

被害を受けた植物に共通するようなことは何もない。

ホルトさんは無農薬の作物を育てているので、果物にも野菜にも農薬は一切使っていない。なので、最初に考えられたのは、この被害が新しい寄生虫や昆虫によるものではないかということだった。しかし、ワイルダー農場では農薬を使っているのに、同じ被害が出ているのだ。

この被害に気づいたのは週末だ。それから、ホルトさんは帰宅後に、ひな鳥が巣で死んでいるのを見つけた。「2つの別々の鳥ハウスから身を乗り出して小鳥が死んでいたのです。それが農作物の被害と関係があるかどうかわからないですが、警戒しています。私たちは馬を持っています。馬は草の上で生活しています。私たちは鶏も取り扱っています。そして、その卵を売っているのです。」と、ホルトさんは語った。

我々が話をした農民たちは、「空中の何か」がこの被害と関係あることを確信していた。農民たちは、米農務省と専門家たちに調査を依頼している。


shelby.jpg


予想される今後の展開

●大量の流出原油により海中の植物プランクトン激減→動物プランクトン激減→魚介類が激減→メキシコ湾が死の海へ→地元の漁業産業が壊滅
    ↓
●米国沿海部に刺激臭を放つオイルが大量に漂着。観光産業壊滅。沿海部の家の価格が暴落。沿海部から逃げる人多数。失業者多数。
   ↓
●ハリケーンシーズン到来
   ↓
●ハリケーンがオイルと有毒物質を巻き揚げて運び、内陸部にオイル及び有毒物質を含んだ雨が降る。
   ↓
●農作物に大打撃→アメリカの穀物が記録的な不作→穀物相場高騰→世界的な食料不足
   ↓
●毒の雨でアメリカ国内での健康被害が続出。失業者が増大。財政危機。

激動の時代の前触れか

「火で燃えている大きな山のようなものが、海に投げ入れられた。
 海の三分の一が血に変わり、また、被造物で海に住む
 生き物の三分の一は死に」

(ヨハネの黙示録 / 8章 7節)

280px-Deepwater_Horizon_offshore_drilling_unit_on_fire_2010.jpg
   
(コメント)
2010年4月20日にアメリカのルイジアナ州、メキシコ湾沖合80kmで操業していたイギリスのBP社の石油掘削施設(石油プラットフォーム)「ディープウォーター・ホライズン」が爆発し、海底1,522mへ伸びる深さ5500mの掘削パイプが折れて海底油田から大量の原油がメキシコ湾全体へと流出した事故は、未だに終息の目処が立っていないが、これ以上、原油の大量流出が続くと、アメリカの屋台骨を揺るがしかねない事態に発展する可能性がある。

原油自体も動植物には有害だが、BP社が散布している薬品が原油以上に有毒らしく、ロシアの環境省が警告を発している。アメリカはこれからハリケーンのシーズンに入り、原油やその他の有毒物質が巻き上げられて雨になり、アメリカの内陸部に降り注ぐ恐れがあるため、場合によってはアメリカの穀倉地帯が大打撃を受けるかもしれない。そうなると世界的な穀物高騰、穀物不足が起こり、日本も無関係ではいられなくなる。

爆発したプラットフォームに、日本の三井物産の子会社である三井石油開発が一割ほど出資していたそうだが、非運営者ということもあり、まるまる一割の賠償ということではなく、何分かの賠償で済む見込みのようである。三井物産によれば、保険もかけてあるそうなので、この事故が原因で日本の会社が潰れたりすることはないと思う。プラットフォームの製造に韓国の現代重工業が関与していることで、2chなどでは現代重工業に対しての巨額賠償を期待する声が多いが、現代重工業は今回の事故に直接関係がないため、賠償があったとしても、かなり限定的なものになる可能性が高い。さすがに『あの国のあの法則』の発動を理由に、巨額の賠償を請求することは出来ないようだ。

以前から、超大国のアメリカが決定的に衰退するとすれば、大規模な災害が引き金になるのではないかと考えていたが、この史上最悪の原油流出事故は、アメリカという国家を破綻させ、衰退させるアリの一穴になるかもしれない。原油流出事故の影響は、日本人が考えている以上に深刻で、フロリダ州の川では魚が大量死したりもしている。クロマグロの産卵場も潰れてしまったようだが、高級魚のクロマグロ以上に、トウモロコシや大豆、小麦が不作になれば、家計を直撃する事態となるに違いない。家計に余裕のある方は、食料品の備蓄を少しずつ行った方が良いかもしれない。

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