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日本が好きなだけなんだよ

Date : 2009年08月21日

台湾人が証言するNHK番組『JAPANデビュー』のひどい捏造

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Japan On the Globe(609)   国際派日本人養成講座

NHKに巣くう報道テロリスト

NHK番組『JAPANデビュー』は、意図的な捏造報道で、日台友好関係の破壊を狙った。

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■1.「人間動物園」!?■

ジャーナリストの大高未貴さんは、台湾の教育部原住民教育政策委員・華阿財氏とのインタビューで、こう質問した。

(台湾原住民の)パイワン族がロンドンの博覧会に連れていかれ、彼らが人間動物園として見せ物にされたとNHKが報じていますが、本当ですか?

NHKのドキュメンタリー番組『JAPANデビュー』は、台湾の原住民パイワン族が百年前のロンドンでの日英博覧会に連れて行かれ、戦いの踊りや戦闘のまねごとを披露し、「人間動物園」と呼ばれて人気を博した、と報じた。大高さんはこれが事実かどうか確かめるために、台湾にやってきたのだった。

大高さんが「人間動物園」と口で言っても、華さんは一向に理解できなかったので、メモ用紙に「人間動物園」と書いた。華さんは目をひんむき、憤激の体で頭を何度も左右に振った。「私は、こういう事を聞いたことがない!」 それから華さんは、こう語った。

ロンドンに行ったパイワン族の24人は誇りを持って民族の舞踏や戦いの儀式を披露しました。滞在が1年4カ月にも及んだので恋も生まれ、結婚式もあった。イギリス人との友情も深まり、その後、イギリス人学者二人が部落を訪れ、25日間も滞在し、相互交流を深めました。その時、イギリス人がパイワン族に英語の歌を教えてくれ、いまでも部落に伝承されています。

華さんは「私は英語下手ですけど」と照れ笑いしながら、その英語の歌を二度も披露してくれた。

別の資料によれば、この日英博覧会では、京都の大相撲の一団や綿花農家も参加し、相撲や伝統技術を披露したという。今日でもよく行われる民族文化の実演である。

これを『JAPANデビュー』は、台湾原住民を差別した「人間動物園」と報道したのだった。華さんはパイワン族の代表として、民族の名誉を汚された事に対して、NHKへの抗議文を書いているという。

■2.「台湾人は豚のシッポを食うのか」■

『JAPANデビュー』のインタビューに登場した柯徳三さんも、実際の報道ぶりに仰天し、怒り心頭に発した一人である。柯徳三さんは、濱崎ディレクター以下NHKスタッフを自宅に招き、朝9時から昼食を挟んで夕方までインタビューに応じた。

日本統治時代の良い部分も悪い部分も公平に話したという。特に教育やインフラ整備などの良かった点については、時間をかけて説明した。

しかも、柯さんは濱崎ディレクターに対して、「日本人に対してこれを発表したら悪く思うような箇所があれば、削っても構わないよ」と言った。

しかし、削られたのは、時間をかけて説明した良かった点の方で、紹介されたのは次のようなエピソードだった。

豚肉の角煮(ローバ)を弁当に持っていくと、笑われるんだ。台湾人は豚のシッポを食うのかと騒ぎ立てる。だから家に帰って母に文句言った。おかずを日本式にしてくれ、卵焼きとたらことかと。母も随分苦労した。さくら干しとか、みりん干しとか。そうしたら弁当の蓋を堂々と開けられる。

この話が、日本統治下で台湾人が「差別」「弾圧」されていた実例として紹介されたのである。

■3.日本式の貧乏臭い食事■

しかし、これは「恨み言」ではなく、台湾人の誇りをユーモラスに語った話なのだ、とメールマガジン『台湾の声』編集長・林建良さんは明かしている。

「ローバ」「豚のシッポ」とは台湾料理で一番おいしいとされる高級料理だ。それを弁当に入れるのは豊かな上流家庭の子供だけだ。一方、玉子焼きというのは、台湾では貧しい家庭の料理である。・・・

要するに柯徳三さんは、貧乏臭い弁当を母親に頼み、「苦労」させたと語ったのだ。だからそのとき、周りにいる台湾人は笑っていた。

だがインタビューを行った濱崎憲一ディレクターはそれがわからなかった。日本の植民統治下における「差別」「弾圧」のネタを探すのに急だった彼は、大喜びでこのエピソードに食らい付いたのではないか。
 
他民族の食事について違和感を持つ事はよくあることである。たとえば、フランス人がカエルやカタツムリを食べるのは他国民には容易にはなじめない食習慣である。そして子供なら、それをからかったりもするだろう。しかし、この程度の事をもって「差別」と言うのは、なんとも苦し紛れの報道である。

真に日本統治の功罪を問うなら、日本人の子供と台湾人の子供が同じ学校に通っていたという教育政策、そして台湾人のなかには日本人よりも贅沢な弁当を持ってくる家があったという経済事情の方を考えるべきではないか。

■4.「日台戦争」!?■

柯さんは『JAPANデビュー』の次のようなナレーションにも怒りをぶつけた。

漢民族としての伝統や誇りを持つ台湾人が、日本の支配に対して激しい抵抗運動を起こしたのです。武力で制圧しようとする日本軍に対し、台湾人の抵抗は激しさを増していきます。戦いは全土に拡がり、後に日台戦争と呼ばれる規模に拡大していきます。

「日台戦争」という表現には、誰でも驚かされる。柯さんもこう怒った。

思いもよらない言葉ですよ。まったく聞いたことがない。日本と台湾がどこで戦争やったんだ!

清国は台湾を割譲したが、一部の抵抗勢力を放置していったために、日本軍は掃討戦を行った。一方、台湾人の有力者や商人などは、治安回復のために日本軍の台北入城や台南入城を要望した。これを勝手に「戦争」と呼ぶのは、歴史学や政治学の常識を無視した歪曲である。

続いて「漢民族としての伝統や誇りを持つ台湾人」という歴史認識については、柯さんは顔を赤らめて、

台湾人は漢民族ではない!

医師である柯さんは様々な遺伝子学的根拠を挙げて、NHKの歴史認識の誤りを示した。

■5.「あんた、中共の息がかかっているんだろう」■

柯さんは『JAPANデビュー』を見た後、濱崎ディレクターに抗議の電話をした。

私は濱崎さんに言うたんだ。あんた、中共の息がかかっているんだろう。私が聞くところによると、朝日新聞とNHKは、北京に呼ばれてチヤホヤされて、貢物をもっていったんだろう。

これに対して、濱崎ディレクターは「いや、先生、それは違います。我々にたくさん視聴者から評価する声が、FAXや手紙で来ています」と言って、それらをFAXで送ってきた。

しかし、その後、濱崎ディレクターは柯さんに電話をしてきて、「さっきのFAXは柯さんだけに留めてほしい」と頼んだという。

この時、すでに番組のあまりの偏向ぶりに怒った人々の批判が全国からNHKに寄せられ、大問題に発展しつつあった。濱崎ディレクターは、柯さんの怒りを静めるために、視聴者の評価する声だけをとりあげたFAXを送ったのだが、その後、これがまた番組の偏向に抗議する人々の手に渡れば火に油を注ぐ、と考え直したのであろう。姑息な手を使う人物ではある。

■6.「人をばかにしているんだ」■

もう一人、『JAPANデビュー』では、教育勅語を暗唱し、「人をばかにしているんだ、日本は!」と語った老人が登場する。

番組の検証を行うために訪台したジャーナリスト井上和彦氏は、日本統治時代を知る親日老人たちの憩いの場となっている台北市の龍山時で、この老人に偶然出くわした。

井上氏が話を聞いてみると、この老人が言いたかったのは「我々台湾人は、命をかけて日本のために戦った。にもかかわらず、戦後日本は、台湾の主権を放棄してしまった。だから台湾はみなし子になったではないか」ということだった。

「人をばかにしている」のは、台湾を見捨てた戦後の日本であり、台湾を統治していた戦前の日本ではない。

龍山寺前の公園には大道芸人も数多く、彼らは戦前の日本の軍歌や唱歌などを演奏して年配者の喝采を浴びていた。取材中の井上氏を取り囲んだ群衆は、軍歌『暁に祈る』の大合唱で歓迎してくれたという。

おそらく、濱崎ディレクターらNHKの取材陣も、同様の光景を見たはずである。そして、この老人に出くわして、その話を聞きながら、片言を切り取って、さも戦前の日本に対する批判のように加工したのである。

これは偏向というより、確信犯的な捏造報道である。「人をばかにしている」のは、濱崎ディレクターではないか。

■7.台湾と日本で沸き起こる抗議行動、集団訴訟■

こうした日本語世代の人々が集まって、5月16日、台北のNHK支局にデモ抗議をしかけた。次のような声があがった。

NHKは台湾の人の言うことを非常に歪曲し、それから捏造した。これに対して我々日本語族は非常に怒りを感じるのです(『素晴らしかった日本の先生とその教育』の著者・楊應吟氏)

日本国内においても、1500人もの抗議デモ隊がNHKを3回にわたって取り巻いた。その後も全国各地で抗議デモが繰り広げられている。

さらに1万人近くの原告が集まって、NHKへの集団訴訟がなされ、今もその人数は増え続けている[3]。放送法第3条3項には「報道は事実をまげないですること」とあるが、本稿で紹介した台湾の人々のインタビュー内容を恣意的に編集したことで、この条項に抵触している疑いは濃厚である。

また「公共放送のあり方について考える議員の会」が発足し、6月11日の設立総会では約60人の国会議員が参加した。

例によって、こうした動きは、産経新聞や週刊新潮以外のマス・メディアでは目立った報道がされていないが、インターネットが普及して草の根の情報伝達が広まった現代においては、以前のように大手報道機関が頬被りを決め込められる時代ではない。これは戦後最大級の偏向マスコミへの批判行動であろう。

■8.中国共産党中央宣伝部「抗日戦争の研究強化呼びかけ」■

柯徳三さんの「あんた、中共の息がかかっているんだろう」という言葉は、根拠なき罵倒ではない。漢民族としての伝統や誇りを持つ台湾人が、日本の植民地支配によって差別された」という視点は、中国の主張そのものである。

この点については傍証もある。中国共産党中央宣伝部の責任者・李長春は、4年前、「抗日戦争の研究強化呼びかけ」の演説を行っている。そこにはこうある。

日本が中国とアジア太平洋各国を侵略した歴史を深く研究し、日本軍国主義の残虐行為を明らかにし、右翼勢力の歴史をねじ曲げ、侵略を美化するでたらめな論調を暴かなければならない。日本による植民地支配に抵抗した台湾人民の戦いの歴史を深く研究し、「台湾独立」と日本軍国主義の歴史的根源を明らかにし、祖国平和統一を促進しなければならない。

『JAPANデビュー』の企画提出から制作決定、制作期間を考慮すると、4年前のこの「指示」と時期的にぴったり一致する、というのが、チャンネル桜の水島総氏の見解である。

台湾併合を狙う中国にとって、日台友好関係こそ目の上のたんこぶだ。そして日台を離間させてから台湾を併合し、西太平洋を「中国の海」とすれば、自ずから日本も属国となり、その技術力・経済力を自由に搾取できるようになる。これが中国の戦略である。

■9.我が国の自由民主主義が脅かされている■

『JAPANデビュー』が、中国共産党中央宣伝部の「指示」に従ったものか、あるいは自主的にその意向に沿ったものである事は疑いようがない。NHKには、日本国民から集めた金を使って日本の国益を害し、他国のために捏造報道を行う報道テロリストが巣くっているのである。

放送法第3条に定められている「政治的に公平であること」「報道は事実をまげないですること」「意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること」は、自由民主主義社会において国民が正しい判断をするために必要不可欠な基盤である。

意図的な捏造報道で事実を曲げ、視聴者を特定の方向に洗脳ることは、中国の常套手段であり、それをNHK内部に巣くった手先が日本国内で展開することは、我が国の自由民主主義体制に対する重大な挑戦である。NHKへの集団訴訟は、我が国の自由民主主義の基盤を守るための戦いである、と言える。              (文責:伊勢雅臣)


(コメント)
掲載したメルマガを読むと分かるように、NHKのJAPANデビューにおける捏造報道は想像以上に物凄い。報道テロリストと揶揄されるTBSでさえ、ここまではやらないだろうというような、捏造、歪曲、悪意の編集のオンパレードである。こんな放送局が大手を振って受信料を徴収し、公共放送を名乗る、日本という国の現状に、深い憂慮を禁じえない。

基本的に、公共や国営の組織は、国の利益や名誉を守る義務があると自分は思っているが、これを民間の会社に当て嵌めればよく理解出来る。会社の利益や名誉を守ろうとしない社員は、どう考えてもリストラかクビの対象でしかないし、会社にとってはガン細胞である。NHKは税金と受信料で運営されているのであるから、NHKの職員は国や国民の利益や名誉を守る義務があると思うのだが、彼らがJAPANデビューでやったことは、その真逆の行動である。

今回のNHKの蛮行に対し、多くの国民が決起し、8000人超の原告による集団訴訟が実現したが、やはり最終的には、政治家を動かして、立法的な処置によってNHKを懲らしめる必要がある。しかし、民主党政権になれば、放送法改正などは期待出来ず、マスコミの規制など夢のまた夢になるだろう。マスコミの偏向報道によって多大な利益を得ている政党が、マスコミを積極的に規制するはずがないからだ。

民主党やNHKは、中国や韓国とつながりが深く、いわば反日の志を抱いた同志であり、それは野党全体、マスコミ全体にも言えることである。それらがいっせいに政権強奪に動いているのだから、自民党の旗色が悪くなるのも当然だ。たとえ小泉改革の痛みで国民がうんざりしていたとしても、公正な報道が行われていれば、ここまで自民党が逆風に立たされることはなかっただろう。いくら地方遊説を繰り返しても、大して効果があるわけではないし、靖国参拝もしなかったので、麻生不利は変わりそうにない。せめてゴールデンタイムでの生の党首討論でもあればとも思うが、マスコミは公正な政治報道には興味はないので、行う気配すらない。もはや日本の未来も風前の灯に等しい。

今度の衆議院選挙で民主党が第一党になるようならば、民主党に投票した有権者、民主党を支持したブログなどは、未成年者やこれから生まれてくる子供達に対して責任を取るべきだとさえ思う。それほど取り返しのつかないことが、民主党の政権下では起こるだろう。知らなかったとか、情報弱者だとかは関係ない、民主党に投票すること自体が、大きな罪だったと、後の世で語られるようになるのではないだろうか。国旗を引き裂くような政党に投票するような馬鹿は、民主党のせいでどんな目に遭おうとも自業自得だが、巻き込まれる人間こそいい迷惑である。

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