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Date : 2009年04月03日

スペイン・ポルトガルの世界征服③

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スペイン・ポルトガルの世界征服③

侵略の世界史  ~この500年、白人は世界で何をしてきたか~



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ヨーロッパ人による南米侵略の推定犠牲者数

さてコロンブス以来、スペイン人の征服者によって中南米の原住民のインディアスが、約一世紀の間にどれほど犠牲になったかを推計してみる。これをカリブ海地域と、メキシコ中央部とアステカ地域と、ペルー中央部のインカ地域に分類してみる。

カリブ海地域の犠牲者 38万人
アステカ地域の犠牲者 2400万人
インカ地域の犠牲者 820万人

以上、約3300万人である。

ではコロンブスが到着した1492年頃、これらの地域の原住民の数は、どれほどだったのだろうか。多くの研究者が大雑把な推計を試みているが、それによると最大推計で1億1千万人、中間推計で7000万人、最小推計でも4000万人である。

インカ帝国が完全に滅亡した1570年ごろ、この地方の人口は合計1000万人に激減してしまっていた。これは最大推計の1億1千万人からみると約十分の一に減ったことになり、ほぼ1億人ものインディアスがヨーロッパ人の征服の犠牲になったことになる。この数は、直接の殺戮だけでなく、ヨーロッパ人がもたらした伝染病の天然痘やチフスによる死者も含まれている。

ともかくヨーロッパ人の侵略によって、一世紀足らずの間に、それまで独自の文明を打ち立てて、平和で幸せに暮らしていた罪のない先住民を、ほぼ全滅させてしまったのである。これまでの人類の歴史で、これほどの悲惨があったであろうか。ヨーロッパ白人は、人類史に一大汚点を残したのである。

先住民が白人によって受けた被害は、人的犠牲だけではない。大量の金、銀などの宝物が、ヨーロッパに持ち去られた。白人の新大陸征服の目的の一つが、黄金の獲得であったからだ。1660年までにヨーロッパに持ち去られた金は、解っているだけで181トンである。現在、世界でもトップクラスの金輸入国である日本の、平成三年の年間輸入量が260トンだから、発掘、精錬技術が未熟な当時としては、いかに大量であったかがわかる。

さらに銀も、この間1万7000トンも収奪されていったのである。インディアスが長い間かかって勤労して営々と貯めた宝物を、白人は何の努力もせず、所有者を殺し、奪っていったのである。ヨーロッパ人とは罪深き大泥棒たちであったのだ(P119~P122)

ラス・カサスとトーマス・バージャー



コロンブスの米大陸到達以来のの、先住民に対する白人の残虐無法ぶりのあまりのひどさを見て、たまりかねて仲間の非を内部告発した白人がいた。それはコロンブスと同時代のスペイン人、ラス・カサスである。さらに現代になって、先ほどからその著書を引用しているカナダのトーマス・バージャーは、アメリカの開拓時代に、白人が先住民のインディアンをいかに不法に抹殺していったかを、法と正義にもとづいて告発している。
(中略)
ラス・カサスは、1514年から1566年に他界するまで、6回にわたり大西洋を横断し、インディアスの自由と生存権を守る運動の中心的な役割を果たした。彼はこの報告書(※ラス・カサス著 『インディアスの破壊についての簡潔な報告』 岩波文庫)で、カリブ海のたくさんの島々の破壊の実態を正確に記述している。特にコロンブスが名づけたエスパニョーラ島(現ハイチ、ドミニカ共和国)については、くわしく述べている。

この島には300万人のインディアスが住んでいたが、コロンブスが来てから50年後の1542年には、この美しかった島に生き残ったのは、ただの200人だったと報告している。

スペイン人はまず、先住民に必ず、金を要求する。初めはその要求に応じていても、ヤクザの脅しと同じで、要求は次から次へと釣り上げられ、ついには暴力を振るうようになる。先住民たちの堪忍袋の緒が切れて反乱を起こすと、それが白人の思う壷で、彼らは馬にまたがり、剣や槍を持って無差別にインディアスを殺しまくる。もともと武器など手にしたことのない人々だ。この武装した土地泥棒の無法者にかなうはずがなかった。特にインディアスが恐れていたのは、馬だった。騎馬の兵士など見たこともなかった。
(中略)
スペイン人は手に入れたインディアスを、男なら金採掘に、女なら畠仕事に活用した。この奴隷たちには雑草のような食物しか与えなかったので、過酷な労働と飢餓でばたばたと倒れていった。荷物の運搬には、すべて奴隷を牛馬のように使った。重い荷物を背負わされ100キロ、1000キロの道を歩かされた。インディアスの背中や肩は、重い荷物ですりむけ、まるで瀕死の獣のようだったが、スペイン人は鞭や棒や平手や拳固で、容赦なく彼らを痛めつけたのである。彼らはインディアスを野獣として扱ったのである、とカサスは述べている。
(中略)
わが国でこの報告の翻訳が出たのは、1976年(昭和51年)になってからである。日本の西洋史学界が、いかにヨーロッパ人の歴史の暗黒面をあばくことに怯えていたかが分かるのである。

ラス・カサスに次いで白人の先住民族に対する残虐さをあばいて、白人自身に反省を求めた人物がカナダのトーマス・バージャーである。彼は現代のラス・カサス、カナダのラス・カサスと言われるに値する人物である。
(中略)
彼はカナダの先住民族のインディアンの権利問題を追及しているうちに、インディアンについてはカナダだけでなく、アメリカにも中南米にも同じ問題があることに気がついた。そこでラス・カサスの報告を読み、啓発され、広く南北アメリカ大陸でのインディアンの悲惨の歴史を研究した。そして『コロンブスが来てからー先住民の歴史と未来』(朝日選書)という著作をまとめた。彼はコロンブスがアメリカ大陸に来てから、どれほどの先住民の血と涙が流されたかを法学者の目で正しく分析、さらに現在各地で過去の暗影を背負って細々と生き残っている少数民族となったインディアンたちの権利保護の運動を展開している(P124~P129)

(コメント)
南米大陸とカリブ諸島だけで最大1億人以上のインディアスがヨーロッパ人の非道極まる侵略の犠牲となった計算になるが、注意しなければならないのは、これが白人による世界侵略の単なる序章に過ぎないということである。スペインは当時人口500万人、ポルトガルは100万人程度であったが、防衛力がなければ大きな国でも小さな国に簡単に滅ぼされてしまうのであり、非白人は防衛力を持たなかったために、こんな少数民族に世界を支配される羽目になったのである。防衛力を持たない民族、戦えない民族は滅びる、それが歴史の真理であり、人類史上の真理である。

歴史の真実を知るようになると、玉ねぎの皮を剥くように視野が開かれることがある。以前はハリウッド映画の類は喜んで見ていたが、現在では出来の悪い白人視点のプロパガンダ映画のようにしか感じられなくなった。もちろん、全部が全部というわけでもないが、朝鮮人が一生懸命流布しようとしている韓流ドラマの手本が、ハリウッド映画ではないかと思えてくる。伝え聞くところによると、韓国人は自称、アジアの白人だそうだが、この認識が本当なら、彼らの教育や頭がいかにイカれているかのちょうど良い目安になるだろう。日本がいかに親切に統治してやっても馬鹿は治らなかったようだが、今後は守ったり援助したりせず、中国様なりロシア様なりに、しっかり半島ごと進呈したいものである。もう関わり合うのはうんざりだ。

賢者は歴史に学ぶというが、世界史をありのまま理解すれば、日本を守るために自主憲法を制定し、核武装を行うという考え方は理にかなったものであるし、将来的には必然的な目標となる。アメリカの衰退が著しい今、現実問題として自分達で国を守らなければ、誰も守ってはくれないのである。北朝鮮のミサイル問題でも、ミサイルの発射前に基地ごと爆撃して食い止めるのが最善であるのだが、ゆっくりミサイルに燃料が注入されるのを眺めていなければならないとは、なんとももどかしい限りだ。もし日本が十分な核兵器を持っていたら、北の将軍様は震え上がってミサイルに燃料すら注入出来ないだろう。

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